1990-05-28 第118回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
しかし日本に行きますと、調べてみますと、実際にいわゆるパブリックスクールシステムという、近所の学校にほとんど無料で子供を送って、そこから中高校までパブリックシステムを利用する日本の世界にも誇る世界一高いぐらいの教育水準は、日本に住んでいるどんな外国人も十分に利用できるんではないかと私は信じていました。
しかし日本に行きますと、調べてみますと、実際にいわゆるパブリックスクールシステムという、近所の学校にほとんど無料で子供を送って、そこから中高校までパブリックシステムを利用する日本の世界にも誇る世界一高いぐらいの教育水準は、日本に住んでいるどんな外国人も十分に利用できるんではないかと私は信じていました。
それで、国名の次の欄がパブリックシステム、公的システムをとっている国、その真ん中の欄が公的中心システムをとっている国、そして一番右端の欄が公私混合システムをとっている国というふうになっています。 一覧いただいてわかるように、全体として公的及び公的中心の医療供給体制をとっている国が三十二カ国中十九となっています。
そこで、このパブリックシステムの国、私は一部でございますが、行ってまいったこともございますし、またそういう国で病気になられた方のお話も承っております。また、昨日もそういう方とお話をしたんですが、大変皆さんそういう国で病気になって困った、非常に目木の医療というものはすばらしいということで、実際経験なさると、果たしてこういう医療が国営になることがいいんだろうかというふうに思うわけでございます。